企業の信頼性や外部からの評価は高まり、ブランディングにもなるISO認証。取得することによるメリットは業種によって様々ですが、ISO認証はそんなに単純なものではありません。中小企業は取引先から取得を指示されることも多いため、どうしても「ISO認証取得」そのものが目標になってしまいがちです。
しかし、どんな目的を持って取得を目指すかによって、その後の企業の方向性は大きく変化します。明確な目標を設定せずにISO取得を目指してしまうと、負担にしかならないこともあり得るのです。
「認証取得」だけを目標にしてしまうと、その後の活動は停滞してしまいます。ISO認証は、あくまで経営のためのツールであり、有効利用ができれば大きなメリットを得ることができる反面、うまく使えなければデメリットになってしまうこともあり得るのです。